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2024/03/29 21:46 |
『極上の月夜』と、新聞記事
初めて見た番組『極上の月夜』。
お題は「男役の魅力に迫る!」だそうだ。

○ さよなら公演特集
まず流れたのが、さよなら公演千秋楽の映像だ。
にこやかに手を振る袴のスター、
それを見送るたくさんのファン。
・・・あの中にいるからこそ感動を分かち合えるワケで。
テレビで見れば、やっぱり怖いぞ白服集団。

次に、歴代のスターの退団挨拶が紹介された。
大地真央・涼風真世ときて、テレビ的に次は天海祐希だろうと思っていたところ、意表をついて愛華みれ氏までワープしていた。
・・・なぜ?

○ 現役生コーナー
沖田さんだの明智さんだの、最近の舞台映像が流れて楽しかった。
一緒にみていた姪っ子(4才)も
 「かっこいー!」
と大興奮。
ある男役をとくに気に入ったようで、そのひとが出てくるたびに黄色い声をあげていた。
 「あのオジサンかっこいいー!」
・・・オジサンじゃねえ!

大和悠河くんが男役が染み付いちゃったと語る微笑ましい場面も、
 「あのひと美人だね!」
と家族のウケは上々だった。
ちなみに大和君の紹介文は
 『ルックスと歌い方から「第二の天海祐希とも言われる」』
そんなこと言われた時代もあったっけな。
・・・そうか。
歌い方まで似ていたのか。

○ 真琴つばさコーナー
宝塚のキザ美学について語る真琴つばさ氏。
  
 「狼男をやったときに
  『おいで、ぼくの赤ずきんちゃん!』
  って台詞があったんですけど。
  普通ではありえない台詞が、
  舞台では不思議と成立しちゃうんですよね!」

ああ、そうだった。
『ローン・ウルフ』のキメ台詞。
あれには感動した。
感動したんだよ。
こんなに笑える台詞は、さすがの宝塚でもそうそう巡りあえるものではないと、感動しちゃったよ。
成立していたかどうかは観る人の見解によると思われる。

宝塚ファンであることを隠したことはない私だが。
こういう放送って、妙にこっぱずかしいものがある。
夢の世界を覆っている着物がぜんぶ脱がされ、丸裸のむきだしになって、現実世界の空気に晒されてでもいるようで。
そのあまりの無防備さが頼りなく、恥ずかしくなってしまうようだ。

ちなみに一番こっぱずかしかったのは、次回の星組公演のサブタイトル群だった。
  『さくら』-妖しいまでに美しいおまえ-
  『シークレット・ハンター』-この世で、俺に盗めぬものはない-」
成立してる?
してるの、これ?

***************************************

この同じ日。
ネットでニュースを読んでいたら
 『宝塚歌劇団、トップなぜ短命に?
という記事が目についた。
産経新聞の記事だ。
せつない記事だな。
 「ファンでなくても宝塚スターの名前を知っていた時代は遠くなった」
・・・スターの名前なんて、今やファンでも知りませんがな。

気になる短命トップの理由について。

○ 劇団のひとのコメント
 「トップスターが高齢化している時期でもあり、新陳代謝が必要」
・・・ファンまで新陳代謝しまくりで。

○ 石井氏のコメント
 「かつては、歌や踊りは未経験でも強烈な個性がある子を、『責任持って育てる』と決断し採用していた。そういった才能が大抜てきにつながったが今は歌、踊り、芝居の三拍子が無難にできる子ばかりになった」」
・・・三拍子そろってないとイカン! というファンも増えましたからな。

○ もうひとつの要因
宝塚は芸能界への足がかり、という意味なのか
 「モー娘。の存在も影響」
・・・ええええ!
OSKなき今、ライバルはモーニング娘。ですかい!
モー娘。の方がはるかに入るの難しいだろ!
ちょっと、びっくりした。
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2007/03/06 00:24 | メディアと出版物

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