『暁のローマ』でカエサル暗殺を企む連中はおもしろい奴が多い。
中でも私のお気に入りはトレボニウス(越乃リュウさん)。
彼は熱い。
いつでも熱い。
吠え、猛り、拳を突き上げて、若手ひしめく暗殺団で野郎度とおっさん度とドメスティック・バイオレンス度を同時にアップさせている男なのだ。
職業は長距離トラックの運転手とみた。
「気持よく飲みたい~!」
と叫ぶ彼の家は、空の一升瓶がゴロゴロ転がってる畳部屋かもしれない。
「壊したい~!」
と叫ぶ彼は、若き日に銀行強盗に失敗してお巡りさんに包囲されたことがあったかもしれない。
トレボニウスが
「難しいことは分らない~」
と言うからには、ほんとに政治のことなんて分っていないんだろう。
腕っ節を見込まれて暗殺団に入ったに違いない。
そんな彼が
「バカ騒ぎがしたいだけ、それが男!」
と歌えば他の人とは段違いの説得力を帯びてくる。
私はそんなバカ男代表・トレボニウスが愛おしくてなりません。
しかし。
カエサル暗殺の相談の中で、
「アントニウスは殺さないでおこう」
というブルータスの意見に真っ先に賛成して、
「カエサルが死んでも、あいつはそれをネタに笑うような奴さ!」
と言ったのは彼ではなかったか。
それなのに計画が失敗したとき
「やっぱりアントニウスを殺しておけばよかったんだー!」
と、他人のせいみたいな言い方をしたのも彼ではなかったか。
・・・おいこら、トレボニウス!
そしてそのあとの逃げっぷりも見事。
この場面はみんなそうなんだけれども。
泣きすぎ。
ビビリすぎ。
腰、くだけすぎ。
さっきまで「ケンカ上等!」って吠えてたくせに、君、逃げすぎ。
髪型がどこか「夏美よう」っぽいトレボニウス。
皆さんがローマでお会いになったら、可愛がってあげてくださいね。
中でも私のお気に入りはトレボニウス(越乃リュウさん)。
彼は熱い。
いつでも熱い。
吠え、猛り、拳を突き上げて、若手ひしめく暗殺団で野郎度とおっさん度とドメスティック・バイオレンス度を同時にアップさせている男なのだ。
職業は長距離トラックの運転手とみた。
「気持よく飲みたい~!」
と叫ぶ彼の家は、空の一升瓶がゴロゴロ転がってる畳部屋かもしれない。
「壊したい~!」
と叫ぶ彼は、若き日に銀行強盗に失敗してお巡りさんに包囲されたことがあったかもしれない。
トレボニウスが
「難しいことは分らない~」
と言うからには、ほんとに政治のことなんて分っていないんだろう。
腕っ節を見込まれて暗殺団に入ったに違いない。
そんな彼が
「バカ騒ぎがしたいだけ、それが男!」
と歌えば他の人とは段違いの説得力を帯びてくる。
私はそんなバカ男代表・トレボニウスが愛おしくてなりません。
しかし。
カエサル暗殺の相談の中で、
「アントニウスは殺さないでおこう」
というブルータスの意見に真っ先に賛成して、
「カエサルが死んでも、あいつはそれをネタに笑うような奴さ!」
と言ったのは彼ではなかったか。
それなのに計画が失敗したとき
「やっぱりアントニウスを殺しておけばよかったんだー!」
と、他人のせいみたいな言い方をしたのも彼ではなかったか。
・・・おいこら、トレボニウス!
そしてそのあとの逃げっぷりも見事。
この場面はみんなそうなんだけれども。
泣きすぎ。
ビビリすぎ。
腰、くだけすぎ。
さっきまで「ケンカ上等!」って吠えてたくせに、君、逃げすぎ。
髪型がどこか「夏美よう」っぽいトレボニウス。
皆さんがローマでお会いになったら、可愛がってあげてくださいね。
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