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2024/04/26 06:40 |
砂漠の薔薇とマラケシュの、かなりどうでもいい話
2005年に『マラケシュ・紅の墓標』という作品があった。
花組さんによる荻田浩一作品。
サハラ砂漠の入り口・モロッコのマラケシュという町を舞台にした話で、
主人公は観光客をだます詐欺師。
「砂漠の薔薇」という安い石を高値で売り飛ばして生活していた。

・・・いいな。あれ買いにいこう。

てなわけで、今更だけどマラケシュまで行ってきた。
ベルベルの商人から砂漠の薔薇を買い、
ジャマ・エル・フナ(死者と踊る広場)でレオンごっこをやってみたり。
それはいいんだけど。
行ってみて初めて分ったことが。

物語では、砂漠で遭難したクリフォード(彩吹真央サン)がよれよれになってマラケシュに生還するというくだりがある。
遊牧民に助けられたらしい。
だけど実際、サハラ砂漠からマラケシュに帰ろうと思ったら、4000メートル級の山を越えなければならないのだ。
ベルベルの商人はこう言った。
 「このデザートローズは千キロも離れたところから運ばれてきたんだよ!」
千キロは大袈裟にしても。
・・・砂漠を彷徨ったうえにこの山を越えて帰ってきたのか。大変だったな、クリフォード。

ぜんぜん砂漠の入り口とちゃうやん。
というのがマラケシュの町の感想でございました。

ちなみにマラケシュで買った「砂漠の薔薇」。
砂漠の薔薇
お菓子くらいの値段だった。
・・・ボロ儲けしてたんだな、リュドヴィーク。
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2007/02/15 17:25 | 宝塚雑談

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