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2024/04/27 13:40 |
『歌劇』10月号を買った
『歌劇』を買った。
実に6年ぶりのことである。
だが、この雑誌の長い歴史の中では
6年なんてほんの昨日のことなのだろう。
今月も、6年前と同じように花總まり氏が表紙を飾っている。
時が止まった感覚に微かに震える手で表紙をめくる。

めくるといきなり。
鬼のように怖い顔のお姉さんが睨みつけてくるではないか。
誰やあんた!?
と思ったらファッションモデルだった。
なんだ、広告か。
呪いかと思った。
おかげで隣の湖月氏が、3割増しで可愛くみえた。

○ スターのカラーポート美しいあの人が。
カッコイイあの人が。
そろいもそろって自己陶酔ポーズでキメている。
 「私に惚れて御覧なさい」
・・・そうなのだ。
このカラーポートこそが、この世界への扉。
時代錯誤な雰囲気や
憂いをたたえたフェアリーな眼差しや
本人はカッコイイと思ってるらしい謎めいたポーズに
 「ステキ!」
と打ち震えることがファンへの第一歩なのだ。
宝塚って不変だなあ。

○ 舞台写真
写真は瞬間を留める道具である。
2時間半にわたる舞台がどんなに美しくても
写真に残るのはシャッターの下りた一瞬なワケで、
・・・ときどきエライことになってる人がいるよな。

○ 月組さんの座談会
公演の説明とか意気込みとかを語るコーナー。
写真の中央付近に映る彼女の
 「仕事でなきゃ来ないわよ」
なビジネス笑顔が印象的。
もう一つ印象的だったのが谷先生の
 「フェアリー・タイプの男役アサコ」
という言葉。
瀬奈サンてフェアリータイプやったんか。
ひとつ勉強になったわ。

○ えと文、楽屋日記
昔ながらの
 「タイトルの由来とアンケートで原稿を埋める作戦」
も健在だが、近頃では
 「大量の絵文字でごまかすぞ作戦」
も横行しているらしい。
ハートマークとか水玉とか渦巻きとかお花とか、
おばちゃんにはどう読んだらいいか分らない記号の羅列。
「!」いくつ並べるねん谷みずせ。

・・・面倒くさいのでだんだん斜め読みになってきた。

○ 楽屋取材
こんなところでもアズチューナが怖かった。

○ ランキング・トーク未来さんの鍋が食べたい。

○ 短波長波
昔から、このコーナーの存在意義が分らない。

○ スカイステージ体験記これが一番おもしろかった。
体験記と言いながら、つまりはスカステの勧誘だよな。
遠野あすか嬢のセールストークは
 「気になる番組がたくさんあってワクワク!」
 「一度つけたら、一日中つけっぱなしに!」
などとテレビショッピング風で
 「今回はなんと、羽枕をもう一つをプレゼント!」
くらい言いそうな勢いなのである。
お仕事だから何とでも言うし、書かれるのだろうが、
ご苦労様なことである。

○ ガイチのDon't Worry!・・・いろんなコーナーがあるもんやな。
この忙しい時に人生相談まで受け付けてるのか。
「あんたらの好きにせえや」とも言われへんしな。
一つ一つ真摯に答えて、ええ人やなあ。って、仕事か。
私も初風サンに相談したいわ。
 「いちゃもんばっかり付ける性格なんですが、
 どうすれば治せますか?」

少女時代、胸をときめかせて『歌劇』を読んだ、
私のピュアな心はどこへいったのだろうか。
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2005/10/05 22:38 | メディアと出版物

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