15年ぶりくらいで宝塚ファンに復帰した従妹がいる。
スカイステージに加入したと言うので、
「窓から大劇場が見えるくらい近所に住んでるくせに、
なんでスカイステージが必用なん?」
と訊いたら
「懐かしいのが観たいねん!
峰さを理さんとか、平みちさんとか」
うんうん。
みんなカッコよかったもんね。
スカイステに加入したその日、
彼女は旦那さんと2人でテレビの前に座り、
わくわくしながらスイッチを入れたそうだ。
・・・そしたら、何が映ったと思う?
「『狸御殿』だよ!」
懐かしいあの人が。
憧れていたあの人が。
みんな揃ってポンポコポン。
旦那さんに
「これは、アリなん?」
と訊かれた彼女は
「ナシ!」
と答えてしまったという。
15年ぶりの現実は厳しかった。
スカイステージに加入したと言うので、
「窓から大劇場が見えるくらい近所に住んでるくせに、
なんでスカイステージが必用なん?」
と訊いたら
「懐かしいのが観たいねん!
峰さを理さんとか、平みちさんとか」
うんうん。
みんなカッコよかったもんね。
スカイステに加入したその日、
彼女は旦那さんと2人でテレビの前に座り、
わくわくしながらスイッチを入れたそうだ。
・・・そしたら、何が映ったと思う?
「『狸御殿』だよ!」
懐かしいあの人が。
憧れていたあの人が。
みんな揃ってポンポコポン。
旦那さんに
「これは、アリなん?」
と訊かれた彼女は
「ナシ!」
と答えてしまったという。
15年ぶりの現実は厳しかった。
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出ない。
出ない。
まだ出ない。
うーーーん、出ない!
「便秘の人みたいな会話だね」
なんて言われたけれど。
やっと出た。
公式に。
・・・はあ、すっきり。
どういうタイミングを狙って発表するものなのか、
毎回まったく分りません。
そんで娘役は未だ発表ならずですか。
もう誰が来ても誰がトップになっても、怖くありませんよ私。
おめでとう大和サン。
癒して、和ませて、楽しませてください。
出ない。
まだ出ない。
うーーーん、出ない!
「便秘の人みたいな会話だね」
なんて言われたけれど。
やっと出た。
公式に。
次期宙組主演男役に大和悠河(宙組)が内定致しましたので、お知らせ致します。
・・・はあ、すっきり。
どういうタイミングを狙って発表するものなのか、
毎回まったく分りません。
そんで娘役は未だ発表ならずですか。
もう誰が来ても誰がトップになっても、怖くありませんよ私。
おめでとう大和サン。
癒して、和ませて、楽しませてください。
私はずっとカメラ小僧だった。
小さい頃からカメラが好きで、
家族や友達や犬や猫や鳥や、好きなものを撮るのが好きで。
花のみちで「入り出」を撮りはじめたのはその延長。
学生時代は入り浸ってお稽古入りするスターさんをよく撮っていたものだ。
大人になってからも、退団者の最後のパレードだけはファインダー越しに見送るのが私の「儀式」だった。
何年も、ずっとそうやってきた。
そんな私がカメラを下ろしたのは彩輝直サンのさよならを見送った時だった。
彩輝サンは、大劇場の門を出る最後の一瞬、ファンを振りかえった。
その、微笑み。
綺麗すぎた。
まぶしすぎた。
幸せな光がいっぱいで、まぶしかったのだ。
スターはいつも舞台でライトを浴びているもの。
だが、最後のパレードでは逆だ。
光は退団者の内側から放たれる。
真っ白な光がファンのほうへむかって燦々とふりそそぐ。
・・・逆光になるのだな。
こんな光は手に負えないと思った。
私の腕前では、この輝きを撮りきることなどできはしない。
どんなに素早くシャッターを切っても、
どんなにうまく表情をとらえても、
ただ形をなぞることしかできない。
できあがってきた写真はうまく撮れていたが、もう粗い画像にしか見えなかった。
そして私よりも下手な画像を載せている新聞記事に腹を立てたりもしたものだ。
だから、もうやめたのだ。
写真を残すより、光を反射する壁となって、
拍手と笑顔で返したほうがずっといいと思ったからだ。
話は変わる。
先日、雪組サンの千秋楽を見送ったとき、必死の場所取り争いをくりひろげるカメラ小僧を何人も見かけた。
・・・ファン会のガードが崩れちゃったせいで、エライことになったのだ。
すこしでも前に出ようとする人、
隣の人を押しのけようとする人、
後列からレンズだけでも押し出そうとする人。
人は、カメラを持つとより積極的になるものなのだ。
きっと私もあんなふうだったのだろう。
やがて場所取り争いに敗れた若い女の子が、こう言うのが聞こえてきた。
「もういいや。あきらめた。
私は写真じゃなくて心をとるわ。
この目でしっかり見届けるから!」
そして、その子があとで言ったのだ。
「コムちゃん、ペガサスに乗ってるみたいだね」
と。
・・・彼女は、しっかり見届けたのだと思った。
小さい頃からカメラが好きで、
家族や友達や犬や猫や鳥や、好きなものを撮るのが好きで。
花のみちで「入り出」を撮りはじめたのはその延長。
学生時代は入り浸ってお稽古入りするスターさんをよく撮っていたものだ。
大人になってからも、退団者の最後のパレードだけはファインダー越しに見送るのが私の「儀式」だった。
何年も、ずっとそうやってきた。
そんな私がカメラを下ろしたのは彩輝直サンのさよならを見送った時だった。
彩輝サンは、大劇場の門を出る最後の一瞬、ファンを振りかえった。
その、微笑み。
綺麗すぎた。
まぶしすぎた。
幸せな光がいっぱいで、まぶしかったのだ。
スターはいつも舞台でライトを浴びているもの。
だが、最後のパレードでは逆だ。
光は退団者の内側から放たれる。
真っ白な光がファンのほうへむかって燦々とふりそそぐ。
・・・逆光になるのだな。
こんな光は手に負えないと思った。
私の腕前では、この輝きを撮りきることなどできはしない。
どんなに素早くシャッターを切っても、
どんなにうまく表情をとらえても、
ただ形をなぞることしかできない。
できあがってきた写真はうまく撮れていたが、もう粗い画像にしか見えなかった。
そして私よりも下手な画像を載せている新聞記事に腹を立てたりもしたものだ。
だから、もうやめたのだ。
写真を残すより、光を反射する壁となって、
拍手と笑顔で返したほうがずっといいと思ったからだ。
話は変わる。
先日、雪組サンの千秋楽を見送ったとき、必死の場所取り争いをくりひろげるカメラ小僧を何人も見かけた。
・・・ファン会のガードが崩れちゃったせいで、エライことになったのだ。
すこしでも前に出ようとする人、
隣の人を押しのけようとする人、
後列からレンズだけでも押し出そうとする人。
人は、カメラを持つとより積極的になるものなのだ。
きっと私もあんなふうだったのだろう。
やがて場所取り争いに敗れた若い女の子が、こう言うのが聞こえてきた。
「もういいや。あきらめた。
私は写真じゃなくて心をとるわ。
この目でしっかり見届けるから!」
そして、その子があとで言ったのだ。
「コムちゃん、ペガサスに乗ってるみたいだね」
と。
・・・彼女は、しっかり見届けたのだと思った。
宙組 退団者のお知らせ
・・・
貴羽右京
・・・
あー。
なんかきた。
ちょっときた。
グラッときた。
なんとなく悠未ひろ君がいる限り彼女もいてくれる気がしてたから。
今夜はこっそり、泣いてもいいですか。
・・・ネットには書けないことが、また増えてしまったから。
『歌劇』9月号を買った。
去年も買ったし、年1回くらいは買っとこうと思って。
「水サン、綺麗になったな~」
と、友達が感心しきりである。
表紙はともかく、今回おもしろかったのは『演出家アンケート2006』。
ということで感想を少し。
去年も買ったし、年1回くらいは買っとこうと思って。
「水サン、綺麗になったな~」
と、友達が感心しきりである。
表紙はともかく、今回おもしろかったのは『演出家アンケート2006』。
ということで感想を少し。