2005年に『マラケシュ・紅の墓標』という作品があった。
花組さんによる荻田浩一作品。
サハラ砂漠の入り口・モロッコのマラケシュという町を舞台にした話で、
主人公は観光客をだます詐欺師。
「砂漠の薔薇」という安い石を高値で売り飛ばして生活していた。
・・・いいな。あれ買いにいこう。
てなわけで、今更だけどマラケシュまで行ってきた。
ベルベルの商人から砂漠の薔薇を買い、
ジャマ・エル・フナ(死者と踊る広場)でレオンごっこをやってみたり。
それはいいんだけど。
行ってみて初めて分ったことが。
物語では、砂漠で遭難したクリフォード(彩吹真央サン)がよれよれになってマラケシュに生還するというくだりがある。
遊牧民に助けられたらしい。
だけど実際、サハラ砂漠からマラケシュに帰ろうと思ったら、4000メートル級の山を越えなければならないのだ。
ベルベルの商人はこう言った。
「このデザートローズは千キロも離れたところから運ばれてきたんだよ!」
千キロは大袈裟にしても。
・・・砂漠を彷徨ったうえにこの山を越えて帰ってきたのか。大変だったな、クリフォード。
ぜんぜん砂漠の入り口とちゃうやん。
というのがマラケシュの町の感想でございました。
ちなみにマラケシュで買った「砂漠の薔薇」。

お菓子くらいの値段だった。
・・・ボロ儲けしてたんだな、リュドヴィーク。
花組さんによる荻田浩一作品。
サハラ砂漠の入り口・モロッコのマラケシュという町を舞台にした話で、
主人公は観光客をだます詐欺師。
「砂漠の薔薇」という安い石を高値で売り飛ばして生活していた。
・・・いいな。あれ買いにいこう。
てなわけで、今更だけどマラケシュまで行ってきた。
ベルベルの商人から砂漠の薔薇を買い、
ジャマ・エル・フナ(死者と踊る広場)でレオンごっこをやってみたり。
それはいいんだけど。
行ってみて初めて分ったことが。
物語では、砂漠で遭難したクリフォード(彩吹真央サン)がよれよれになってマラケシュに生還するというくだりがある。
遊牧民に助けられたらしい。
だけど実際、サハラ砂漠からマラケシュに帰ろうと思ったら、4000メートル級の山を越えなければならないのだ。
ベルベルの商人はこう言った。
「このデザートローズは千キロも離れたところから運ばれてきたんだよ!」
千キロは大袈裟にしても。
・・・砂漠を彷徨ったうえにこの山を越えて帰ってきたのか。大変だったな、クリフォード。
ぜんぜん砂漠の入り口とちゃうやん。
というのがマラケシュの町の感想でございました。
ちなみにマラケシュで買った「砂漠の薔薇」。
お菓子くらいの値段だった。
・・・ボロ儲けしてたんだな、リュドヴィーク。
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先日、「未来のためのお勉強」などと書き、
若手の顔を覚えよう! と誓ったばかりだが。
若手の顔なんて分らないほうが楽かもしれない。
先日スーパーで買い物をしていたら
「ぬおおお! ○○ちゃんだ!」
と動揺している女の子たちをみかけた。
遠方から来たファンなのだろう。
トマトの缶詰を買おうか買うまいか迷っている下級生を見つめて
「××ちゃんもいる! 缶詰買ってる!」
と興奮状態。
放っておいてやれよと思いつつ、私も首をのばしたが、案の定、
「誰?」
トップクラスならともかくも、名前も知らない下級生のオフ姿なんてただの買い物客である。
音楽学校生はただの学生さんである。
専科さんはただのおばさんである。失礼。
もし、生徒全員の名前を知っていたら面倒じゃないか?
遊びたい盛りの若者たちだ。
彼氏とデートしていたり、
バーゲンで安物の下着を購入していたり、
授業をぬけだして遊び歩いていたり、
阪急電車でヨダレをたらしながら寝ていたり、するのである。
そんな姿を見かけるたびに・・・たまたま目に入ってしまっただけで
「○○ちゃんがヨダレを垂れている!」
なんて識別してしまったら、気の毒かもしれない(未だトラウマが)。
だから、下級生の顔なんて、あんまり知らないほうがいいのかもしれない。
若手の顔を覚えよう! と誓ったばかりだが。
若手の顔なんて分らないほうが楽かもしれない。
先日スーパーで買い物をしていたら
「ぬおおお! ○○ちゃんだ!」
と動揺している女の子たちをみかけた。
遠方から来たファンなのだろう。
トマトの缶詰を買おうか買うまいか迷っている下級生を見つめて
「××ちゃんもいる! 缶詰買ってる!」
と興奮状態。
放っておいてやれよと思いつつ、私も首をのばしたが、案の定、
「誰?」
トップクラスならともかくも、名前も知らない下級生のオフ姿なんてただの買い物客である。
音楽学校生はただの学生さんである。
専科さんはただのおばさんである。失礼。
もし、生徒全員の名前を知っていたら面倒じゃないか?
遊びたい盛りの若者たちだ。
彼氏とデートしていたり、
バーゲンで安物の下着を購入していたり、
授業をぬけだして遊び歩いていたり、
阪急電車でヨダレをたらしながら寝ていたり、するのである。
そんな姿を見かけるたびに・・・たまたま目に入ってしまっただけで
「○○ちゃんがヨダレを垂れている!」
なんて識別してしまったら、気の毒かもしれない(未だトラウマが)。
だから、下級生の顔なんて、あんまり知らないほうがいいのかもしれない。
「今年こそ節約するぞ!」
と、誓いを立ててみたものの。
元旦から無駄遣いをしてしまった。
買ってしまったのだ。
『NEW GENERATION』。
ニュージェネレーションというと、あの曲か。
『風と共に去りぬ』の。
♪ ニュー・ジェネレショ~ン
♪ ニュー・エイジ~
♪ 希望が生まれ愛が生まれ 幸せの世!
なんて歌ってしまったあなたはいつの時代のファンですか?
私が買ったのは「若手男役特集本」です。

若手男役の図鑑みたいなものか。
一人ずつのカラーポートやアンケートや舞台写真を載せていて、
「これでアナタでも詳しくなれます!」
てなシロモノ。
研7以下、各組6人~8人ずつで計36名。
全員の写っている表紙を見ながら、思わずためいきが出た。
「みんな同じ顔に見える~」
いや!
そんなことを言ってはいけない!
若手が分らなくなったらファンは終わりだ。
宝塚の特徴は新陳代謝。
上級生がどんどん退めていき、知らない顔ばかりになってしまうと、
舞台への関心が薄れ観つづけていくのは難しいのである。
逆に言えば、若手に興味がある限り永遠にファンを続けられる可能性があるわけだ!
・・・永遠にはイヤかも。
というわけで、今年はこの本で勉強してみようじゃないか。
未来のスターを。
将来のトップを。
この36人中、私の場合は
「顔が分る」のは7人。
「見たことある」のが9人。
「この名前なんて読むの?」が20人。
今年中に36人全員の顔を覚えるぞ!
と決意を固めていたところ、友達がつっついてきた。
「それより、七帆ひかる君の顔は覚えたの?」
「・・・まだ。」
道程はかなり遠いようだ。
さて、あなたは36人中、何人の顔が分りますか?
と、誓いを立ててみたものの。
元旦から無駄遣いをしてしまった。
買ってしまったのだ。
『NEW GENERATION』。
ニュージェネレーションというと、あの曲か。
『風と共に去りぬ』の。
♪ ニュー・ジェネレショ~ン
♪ ニュー・エイジ~
♪ 希望が生まれ愛が生まれ 幸せの世!
なんて歌ってしまったあなたはいつの時代のファンですか?
私が買ったのは「若手男役特集本」です。

若手男役の図鑑みたいなものか。
一人ずつのカラーポートやアンケートや舞台写真を載せていて、
「これでアナタでも詳しくなれます!」
てなシロモノ。
研7以下、各組6人~8人ずつで計36名。
全員の写っている表紙を見ながら、思わずためいきが出た。
「みんな同じ顔に見える~」
いや!
そんなことを言ってはいけない!
若手が分らなくなったらファンは終わりだ。
宝塚の特徴は新陳代謝。
上級生がどんどん退めていき、知らない顔ばかりになってしまうと、
舞台への関心が薄れ観つづけていくのは難しいのである。
逆に言えば、若手に興味がある限り永遠にファンを続けられる可能性があるわけだ!
・・・永遠にはイヤかも。
というわけで、今年はこの本で勉強してみようじゃないか。
未来のスターを。
将来のトップを。
(順不同)
朝夏まなと
天宮菜生
白鳥かすが
望月理世
望海風斗
祐澄しゅん
扇めぐむ
日向燦
美翔かずき
明日海りお
榎登也
龍真咲
星条海斗
光月るう
流輝一斗
大凪真生
沙央くらま
緒月遠麻
大湖せしる
凰稀かなめ
蓮城まこと
壱城あずさ
紅ゆずる
麻尋しゅん
彩海早矢
和涼華
夢乃聖夏
水輝涼
美弥るりか
暁郷
蓮水ゆうや
春風弥里
早霧せいな
鳳翔大
凪七瑠海
七海ひろき
この36人中、私の場合は
「顔が分る」のは7人。
「見たことある」のが9人。
「この名前なんて読むの?」が20人。
今年中に36人全員の顔を覚えるぞ!
と決意を固めていたところ、友達がつっついてきた。
「それより、七帆ひかる君の顔は覚えたの?」
「・・・まだ。」
道程はかなり遠いようだ。
さて、あなたは36人中、何人の顔が分りますか?
2006年。
大勢、見送ったなあ。
それより他に浮かばない。
スターも渋いお姉さま方も、まだまだこれからの人も。
大勢、見送った。
緑の袴と輝く笑顔。
涙にくれる白服集団。
幸せに。
幸せに。
卒業おめでとう。
そう思ってはいるけれど。
さよなら公演はいつだって、
せつないせつないものだから。
心の体力を消耗してしまう。
いろんな別れが、いろんな去り際が、いろんな涙があったから。
2006年。
とっても疲れた。
見送り疲れた。
・・・『ベルばら』は、笑い疲れたのだけど。
一転、来年はお披露目ラッシュ。
宝塚にまた新しい季節が始まるのだ。
できれば来年の大晦日まで、
笑って笑ってツッコミまくりで愛でていたい。
話は変わるが。
正直、今年は観たくても観られない公演がすごく多かった。
朝海サンの『アルバトロス』。
年末の『ヘイズコード』。
宙組の『UNDERSTADY』などなどなど。
歯噛みするほど観たかった!
チケットの問題だけじゃなく、
公演期間が短くて休めなかったり、
ただ単にお金がなくて観られなかったり。
そういうのが多かったのだ。
歯噛みするほど観たいけど。
でも、「観なければいけない」公演なんて無い。
観劇は義務じゃない。
私なんかよりもっとずっと熱心なファンが、
私なんかより観る価値のあるファンが観ていれば、
それでいいのである。
そう思うことに慣れてきた。
観れないことに慣れてきた。
そんな一年でもあった。
来年は(経済的理由により)観劇回数がもっと減るかもしれないけど。
観られるぶんだけ。
背伸びをせずに。
楽しんでいこう。
ゆっくりと。
笑って観よう。
へらへらと。
たとえ劇団が暴走しようとがファンが暴れようが、
観ている限りは・・・笑うために観るんだからな。
良い年になりますように!
***************************************
2006年、チケット代総額
・ 観劇回数 45回
・ チケット総額 14万9500円
・ 平均 3222円
当日B券、万々歳!
大勢、見送ったなあ。
それより他に浮かばない。
スターも渋いお姉さま方も、まだまだこれからの人も。
大勢、見送った。
緑の袴と輝く笑顔。
涙にくれる白服集団。
幸せに。
幸せに。
卒業おめでとう。
そう思ってはいるけれど。
さよなら公演はいつだって、
せつないせつないものだから。
心の体力を消耗してしまう。
いろんな別れが、いろんな去り際が、いろんな涙があったから。
2006年。
とっても疲れた。
見送り疲れた。
・・・『ベルばら』は、笑い疲れたのだけど。
一転、来年はお披露目ラッシュ。
宝塚にまた新しい季節が始まるのだ。
できれば来年の大晦日まで、
笑って笑ってツッコミまくりで愛でていたい。
話は変わるが。
正直、今年は観たくても観られない公演がすごく多かった。
朝海サンの『アルバトロス』。
年末の『ヘイズコード』。
宙組の『UNDERSTADY』などなどなど。
歯噛みするほど観たかった!
チケットの問題だけじゃなく、
公演期間が短くて休めなかったり、
ただ単にお金がなくて観られなかったり。
そういうのが多かったのだ。
歯噛みするほど観たいけど。
でも、「観なければいけない」公演なんて無い。
観劇は義務じゃない。
私なんかよりもっとずっと熱心なファンが、
私なんかより観る価値のあるファンが観ていれば、
それでいいのである。
そう思うことに慣れてきた。
観れないことに慣れてきた。
そんな一年でもあった。
来年は(経済的理由により)観劇回数がもっと減るかもしれないけど。
観られるぶんだけ。
背伸びをせずに。
楽しんでいこう。
ゆっくりと。
笑って観よう。
へらへらと。
たとえ劇団が暴走しようとがファンが暴れようが、
観ている限りは・・・笑うために観るんだからな。
良い年になりますように!
***************************************
2006年、チケット代総額
・ 観劇回数 45回
・ チケット総額 14万9500円
・ 平均 3222円
当日B券、万々歳!
「ええのかなあ?」
と友人から、微妙なメールが送られてきた。
「ええんとちゃう?」
と返信しておいた。
永遠の研5・大和悠河くんと、
破壊の女神・陽月華ちゃん。
明るく楽しく、前向きに元気に、
史上最強のデュエットを堪能しようではないか。
「ええのかなあ」と言ってきた友人は、それでも陽月ファンなので、
2人でぼろくそに言いながら宙組さんに通うことになるんだろう。
とりあえず、おめでとうさんでした。
・・・そのまえに、今現在の宙組をしっかり観なくちゃね・・・。
と友人から、微妙なメールが送られてきた。
次期宙組主演娘役に陽月 華(星組)が内定致しました
「ええんとちゃう?」
と返信しておいた。
永遠の研5・大和悠河くんと、
破壊の女神・陽月華ちゃん。
明るく楽しく、前向きに元気に、
史上最強のデュエットを堪能しようではないか。
「ええのかなあ」と言ってきた友人は、それでも陽月ファンなので、
2人でぼろくそに言いながら宙組さんに通うことになるんだろう。
とりあえず、おめでとうさんでした。
・・・そのまえに、今現在の宙組をしっかり観なくちゃね・・・。